内臓脂肪はぽっこりおなかの原因と言われていますが、皮下脂肪と違って体表面からは確認しづらいため、太っているように見えなくても腸の周りに蓄積している可能性があります。

内臓脂肪は増えすぎると、動脈硬化や高脂血症などの生活習慣病につながる危険性があるので、定期的に内臓脂肪レベル測定して、自分の体型を把握しておきましょう。

内臓脂肪レベルとは

体脂肪は、つく場所によって皮下脂肪と内臓脂肪に分けられますが、内臓脂肪は内臓の周辺、特に腸の周りや、腸を固定する腸間膜の表面に付着しています。内臓脂肪は、増えすぎると血中の脂肪が増える高脂血症や、糖の代謝が低下する糖尿病の原因となってしまうため、内臓脂肪の量が適正かどうか判断できるように設けられた基準が内臓脂肪レベルです。

内臓脂肪レベルは、体温計や体組成計で知られるオムロンが社内のデータに基づいて算出した数値で、内臓脂肪の面積の大小をもとに1から30までのレベルで表されます。このうち1~9は「標準」、10~14は「やや高い」、15~30は「高い」というように、レベルの数値が大きいほど、内臓脂肪の量が多いと判定されます。

数値はあくまで目安なので、厳密な判断には医師の診断が必要ですが、体組成計などで測定する歳に、自分の内臓脂肪量が適正かどうか確認でき、健康維持につながると考えられます。

内臓脂肪レベルの測定方法

内臓脂肪レベルは、内臓脂肪の面積から算出されるので、厳密には病院で腹部CT検査を行って測定します。また、病院での測定に比べて精度は落ちますが、家庭用の体組成計でも内臓脂肪レベルをはかることができます。

家庭用の体組成計は、脂肪とそれ以外の組織に対する電気の流れやすさの差を利用して、体脂肪率や内臓脂肪レベルを算出するもので、体重計のように上に乗るだけで測定できる手軽なものや、乗った状態で測定器本体に接続されたグリップを両手で握って測定するものがあります。

家庭用体組成計は、体内の水分量の変動によって測定値が変わりやすいので、毎日同じ時間帯に測定すると、より正確な値を得ることができます。
また、グリップつきの測定器は、乗るだけのものに比べて体型の違いや水分量の影響を受けにくいので、厳密にチェックしたい場合はおすすめです。

まとめ

内臓脂肪レベルは、内臓脂肪の面積の大きさに基づいて1から30の間にレベル分けされた数値で、それぞれのレベルによって、「標準」、「やや高い」、「高い」に分類されます。家庭で内臓脂肪レベルを調べるには、体脂肪計や体組成計で測定することができます。