太るときは、まずお腹周りに脂肪がついてしまう人は多いと思います。全身に脂肪がつくのか下半身を中心に脂肪がつくのか、お腹まわりだけ重点的に脂肪がつくのかなど、脂肪がつきやすい部位によって効果的なダイエット方法は異なります。

体脂肪は付着する部分によって皮下脂肪と内臓脂肪に分類されますが、それぞれどのような体型の肥満につながるのか、その特徴を調べてみました。

内臓脂肪型肥満はおなかがぽっこりしやすい

内臓脂肪は腸の周りや、腸を取り巻いている腹膜の表面につく脂肪で、皮下脂肪のように皮膚の上から手でつかむことはできません。また、過剰につくとお腹周りのサイズが特に大きくなるビール腹と呼ばれる状態になります。

皮下脂肪と違って内臓脂肪は血管に近く、エネルギーとして消費されやすいため、食生活の改善や定期的な運動を取り入れることで、比較的簡単に落とすことが可能です

しかし、分解されやすいために、過剰についてしまうと、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増加させてしまったり、インスリンの働きを阻害して、糖尿病を起こすリスクを高めることがあります。

男性に多いタイプの肥満で、加齢によって基礎代謝が減少し、糖の代謝が悪くなっていることが原因と言われています。パンや米などの炭水化物、甘いものやお酒など、糖質を控えて、定期的に運動を行うことで改善できるでしょう。

皮下脂肪型肥満は下半身に脂肪がつきやすい

内臓脂肪に対して皮下脂肪型肥満の人は、腰周りや脚など下半身に脂肪がつきやすい傾向にあります。内臓型肥満に比べて、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病のリスクは小さいのですが、一度脂肪がつくと落ちにくく、むくみや冷え性が起こりやすいという特徴があります。

男性よりも皮下脂肪のつきやすい女性に多いタイプの肥満で、脂肪の代謝が悪くなっているので、揚げ物やケーキ、チョコレートなど脂肪分の多い食物を控えたほうがよいでしょう。また、筋肉で代謝される脂肪を増やすため、筋トレなどを習慣にするのがおすすめです。

まとめ

肥満によってお腹が出てしまうのは、体脂肪が過剰についたためですが、体全体ではなくお腹だけに特に多い場合は体脂肪のうち、内臓脂肪が多くついていると考えられます。これに対して、お腹だけでなく腰周りや太ももなど、下半身を中心に太るのは、皮下脂肪による肥満です。

それぞれに効果的な脂肪の除去方法がありますので、どちらのタイプの肥満なのか把握してからダイエットに取り組むとよいでしょう。